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洋服のシミ・汚れの応急処置、種類別一覧①

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お気に入りの洋服にうっかりパスタソースをこぼしてしまったり、
いつの間にかついていた、ジャケットの汚れ・・・
汗ジミや血など、自分が気が付かないうちについてしまっている場合もあると思います。
気が付いたときにすぐに処置して、きれいなお洋服を取り戻しましょう!

スイスの、洋服しみ取り剤メーカーが推奨している、
薬剤を使う前にまず家庭でできる、応急処置の知恵袋です。
種類別に分けましたが、かなりのボリュームになったので、2回に分けます。
困った時に、ぜひ参考にしてみてください[exclamation]



[ひらめき]シミ・汚れ取りを行う前に・・・
①ついてしまったシミ・汚れは、できるだけ早く処置をする。
②処置を行う前に、洋服についている洗濯表示タグを必ず確かめる
 手洗い・洗濯機で洗えるものかどうかは特に重要。
③処置を行う前に、できれば洋服が色落ちしないかを確かめる。
 水以外のものを使用する場合は、洋服の目立たない部分でまず使ってみて問題がなければ汚れ部分に使う。
④洋服は丁寧に扱う。汚れを早く取りたいからと言ってガシガシ擦ると、洋服を傷め、不要な色落ちの原因になる。ポンポンとたたくか、グッと押すのがいい。
⑤シミ・汚れは、周りから中央に向けて手を動かすと、跡が残りにくい
⑥汚れが落ちた後は、汚れがあった部分にブラシをかけておくと繊維が戻りやすくなる。
⑦もしシミ・汚れが完全に落ちきらなかった場合は、あきらめずもう一度同じように行ってみる。


[ひらめき]洋服の生地について
・白地にカラーの模様のある服は、高い温度で洗濯すると変色することがある。
 ほかの色物の洋服からの色移りもある。
・ウールは丁寧に扱うこと。擦る、絞る、引っ張る行為は生地を傷めてしまう。 
 洗濯も通常よりもやさしいモードで行うので、程度にもよるが、シミ・汚れ落としは少々難しい。
・シルク、ビロードは最も繊細。処置には細心の注意が必要。
・合成繊維、混合繊維は、洗濯タグと注意書きの内容に従う。


シミ・汚れの種類と応急処置
ヒト由来のもの

汗ジミ
 水で洗う
汗のにおい
 薄めたお酢の中に、汗のにおう部分をしばらく浸しておいたあと、洗濯機で洗う

 冷水ですすぐ
吐しゃ物
 まずきれいな水でしっかり洗い流し、石鹸を溶いたぬるま湯に浸してからすすぐ
 または、髭剃りクリームを汚れにつけてしみ込ませ、そのあときれいな水でよくすすぐ
膿(うみ)汁
 石鹸を溶いたお湯で洗う。 シミが乾燥してしまっている場合は液体アンモニアで処置
精液
 レモン汁をシミにすり込み、乾かす。そのあとぬるま湯で擦り洗いする
カフスの汚れ
 石鹸を溶いたお湯で洗う
襟の垢
 石鹸を溶いたお湯で洗う

環境によるもの

カビ
 塩素系漂白剤でしか落とせない。
 予防対策として、濡れた服を長時間洗濯カゴに入れっぱなしにしないこと!
カルキ
 お酢に約3時間浸したあと、水でよくすすぎ、洗濯機で洗う
花粉
 エタノールをしみ込ませた布でたたく、またはガムテープでポンポンとたたいて落とす

 エタノールでたたく(シルクの服には向かない)
雑菌
 60℃以上のお湯で洗濯する
錆(さび)
 レモン汁か錆取り剤を汚れにつけ、冷たい水ですすぐ
土、泥
 乾燥させてからブラシで汚れを落とす
粘土
 乾燥させてからブラシで汚れを落とす。そのあと洗濯機で洗う
煤(すす)
 濡らしたスポンジでポンポンたたく、そのあと石鹸で洗う

化粧品

アイシャドー
 エタノールをしみこませた布でこすり取る
ファンデーション
 石鹸を溶いたぬるま湯で洗う
マスカラ
 濡らしたスポンジでポンポンたたく、そのあと石鹸で洗う
マニキュア
 除光液で除去する
口紅
 まずブラシではたき、そのあとベンジン、またはアルコールをつけた布で
 汚れた部分をポンポンたたいて落とす。そのあと洗濯機で洗う
香水
 アルコールを汚れた部分に垂らし、洗濯機で洗う
歯磨き粉
 熱湯で洗う
制汗剤
 エタノールをしみこませたあと、水ですすぐ
日焼け止めクリーム
 中性洗剤でこすり洗いし、よくすすぐ。そのあと洗濯機で洗う
ベビーオイル、ボディオイル
 石鹸を溶いたお湯で洗う

文具・生活用品

インク
 レモン汁を垂らしたあと、よくすすぐ
サインペン、マジック
 エタノールで丁寧に除去する
スタンプインク
 レモン汁(もしくはお酢)と食塩を混ぜ、食塩を完全に溶かす
 それを汚れた部分に乗せて10~15分しみ込ませたあと、よくすすぐ
テープ(水溶性)
 ぬるま湯で洗う
テープ(溶剤)
 除光液で除去する
ボールペン
 エタノール、もしくは90度のアルコールで落とす
ろうそくの蠟(ろう)
 まずこそげ落とせる部分は落とし、しつこくこびりついたものは、
 押し紙とキッチンペーパーに服を挟んでアイロンをかける
 (アイロンの先端部だけを押し当てること!)
修正液
 一度完全に乾燥させたあと、やわらかいブラシでとく。そのあとベンジンをつけて洗濯機で洗う
車の油
 汚れのある場所の生地の裏にバターを塗り、押し紙で押して汚れを移す
 残った汚れは、シミ取り剤を使用して洗濯する
靴クリーム
 汚れた部分にバター、もしくは食用油を擦りつけたあと、洗濯機で洗う

飲食物編に続きます


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