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洋服のシミ・汚れの応急処置、種類別一覧② 飲食物編

長くなってしまうので、2編に分けました。
洋服のシミ・汚れの応急処置、飲食物編です。
ヒト由来のもの、環境によるもの、化粧品、文具・生活用品編はこちら

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シミ・汚れの種類と応急処置
飲食物

アイスクリーム
 ぬるま湯で洗う
いちご、ラズベリーなど
 レモン水とぬるま湯で洗う
ブルーベリー
 ヨーグルトや乳酸菌飲料でシミを除去したあと、ぬるま湯ですすぐ
りんご(ジュース、ムース)
 ぬるま湯ですすぎ、レモン汁を垂らして水で洗い流す
フルーツジュース
 ぬるま湯で洗う
アボカド
 ぬるま湯ですすぎ、レモン汁を垂らして水で洗い流す
野菜
 ぬるま湯で洗う
ほうれんそう
 生のじゃがいもの切り口を汚れに擦りつけたあと、石鹸を溶いたお湯で洗う
野菜ジュース、フルーツジュース
 ミネラルウォーターに漬けたあと、洗濯機で洗う
からし、マスタード
 石鹸を溶いたお湯で洗う
カレー
 ぬるま湯ですすいだあと、グリセリンをシミに擦りつける。
 (繊細な生地の洋服についた場合は、エタノール、エチルアルコール)
ケチャップ
 ぬるま湯で洗う
コーヒー
 ぬるま湯で洗う
コーラ
 石鹸を溶いたお湯で洗う
サラダ油
 石鹸を溶いたお湯で洗う
ジャム
 レモン汁を垂らしたあと、ぬるま湯で洗う
シャンパン
 ぬるま湯に約30分漬けて汚れを浮かせたあと、洗濯機で洗う
ソース
 石鹸を溶いたお湯で洗う
タール(茶殻)
 汚れた部分にバター、もしくは食用油を擦りつけたあと、洗濯機で洗う
チューイングガム
 ガムの上にアイスキューブを乗せるか、ガムの付いた服ごとプラスチック袋に入れて冷凍庫に入れる
 ガムは冷やすことでパサパサになって割れやすくなるので、そのあと取り除く
チョコレート
 ぬるま湯につけた布でポンポンとたたいて、乾かす
チーズ
 石鹸水で洗う
トマトソース
 石鹸を溶いたお湯で洗う
はちみつ
 ぬるま湯で洗う
バルサミコ酢
 すぐに炭酸水をしみ込ませた布でシミ部分をたたく、または食塩を振りかける
 そのあと洗濯機で洗う
ビール
 エタノールと水ですすぐ
ベビーフード
 ぬるま湯ですすぎ、レモン汁を垂らして水で洗い流す
ベーコンの油
 石鹸を溶いたお湯で洗う
ママレード
 レモン汁を垂らしたあと、ぬるま湯ですすぐ
マヨネーズ
 石鹸を溶いたぬるま湯で洗う
ヨーグルト
 石鹸水で洗う
リキュール
 薄めたエタノールをつけたあと、石鹸を溶いたお湯で洗い、その後ぬるま湯ですすぐ
牛乳
 冷水~ぬるま湯で洗う
赤ワイン
 すぐに炭酸水をしみ込ませた布でシミ部分をたたく、または食塩を振りかける。 そのあと洗濯機で洗う

 石鹸を溶いたお湯で洗う

 冷水で洗う
卵白
 汚れがついてすぐは冷水で洗い流す。 
 乾燥してしまっている場合は、食塩水で汚れを浮かしてから洗濯機で洗う
生クリーム
 冷水~ぬるま湯で洗う

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洋服のシミ・汚れの応急処置、種類別一覧①

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お気に入りの洋服にうっかりパスタソースをこぼしてしまったり、
いつの間にかついていた、ジャケットの汚れ・・・
汗ジミや血など、自分が気が付かないうちについてしまっている場合もあると思います。
気が付いたときにすぐに処置して、きれいなお洋服を取り戻しましょう!

スイスの、洋服しみ取り剤メーカーが推奨している、
薬剤を使う前にまず家庭でできる、応急処置の知恵袋です。
種類別に分けましたが、かなりのボリュームになったので、2回に分けます。
困った時に、ぜひ参考にしてみてください[exclamation]



[ひらめき]シミ・汚れ取りを行う前に・・・
①ついてしまったシミ・汚れは、できるだけ早く処置をする。
②処置を行う前に、洋服についている洗濯表示タグを必ず確かめる
 手洗い・洗濯機で洗えるものかどうかは特に重要。
③処置を行う前に、できれば洋服が色落ちしないかを確かめる。
 水以外のものを使用する場合は、洋服の目立たない部分でまず使ってみて問題がなければ汚れ部分に使う。
④洋服は丁寧に扱う。汚れを早く取りたいからと言ってガシガシ擦ると、洋服を傷め、不要な色落ちの原因になる。ポンポンとたたくか、グッと押すのがいい。
⑤シミ・汚れは、周りから中央に向けて手を動かすと、跡が残りにくい
⑥汚れが落ちた後は、汚れがあった部分にブラシをかけておくと繊維が戻りやすくなる。
⑦もしシミ・汚れが完全に落ちきらなかった場合は、あきらめずもう一度同じように行ってみる。


[ひらめき]洋服の生地について
・白地にカラーの模様のある服は、高い温度で洗濯すると変色することがある。
 ほかの色物の洋服からの色移りもある。
・ウールは丁寧に扱うこと。擦る、絞る、引っ張る行為は生地を傷めてしまう。 
 洗濯も通常よりもやさしいモードで行うので、程度にもよるが、シミ・汚れ落としは少々難しい。
・シルク、ビロードは最も繊細。処置には細心の注意が必要。
・合成繊維、混合繊維は、洗濯タグと注意書きの内容に従う。


シミ・汚れの種類と応急処置
ヒト由来のもの

汗ジミ
 水で洗う
汗のにおい
 薄めたお酢の中に、汗のにおう部分をしばらく浸しておいたあと、洗濯機で洗う

 冷水ですすぐ
吐しゃ物
 まずきれいな水でしっかり洗い流し、石鹸を溶いたぬるま湯に浸してからすすぐ
 または、髭剃りクリームを汚れにつけてしみ込ませ、そのあときれいな水でよくすすぐ
膿(うみ)汁
 石鹸を溶いたお湯で洗う。 シミが乾燥してしまっている場合は液体アンモニアで処置
精液
 レモン汁をシミにすり込み、乾かす。そのあとぬるま湯で擦り洗いする
カフスの汚れ
 石鹸を溶いたお湯で洗う
襟の垢
 石鹸を溶いたお湯で洗う

環境によるもの

カビ
 塩素系漂白剤でしか落とせない。
 予防対策として、濡れた服を長時間洗濯カゴに入れっぱなしにしないこと!
カルキ
 お酢に約3時間浸したあと、水でよくすすぎ、洗濯機で洗う
花粉
 エタノールをしみ込ませた布でたたく、またはガムテープでポンポンとたたいて落とす

 エタノールでたたく(シルクの服には向かない)
雑菌
 60℃以上のお湯で洗濯する
錆(さび)
 レモン汁か錆取り剤を汚れにつけ、冷たい水ですすぐ
土、泥
 乾燥させてからブラシで汚れを落とす
粘土
 乾燥させてからブラシで汚れを落とす。そのあと洗濯機で洗う
煤(すす)
 濡らしたスポンジでポンポンたたく、そのあと石鹸で洗う

化粧品

アイシャドー
 エタノールをしみこませた布でこすり取る
ファンデーション
 石鹸を溶いたぬるま湯で洗う
マスカラ
 濡らしたスポンジでポンポンたたく、そのあと石鹸で洗う
マニキュア
 除光液で除去する
口紅
 まずブラシではたき、そのあとベンジン、またはアルコールをつけた布で
 汚れた部分をポンポンたたいて落とす。そのあと洗濯機で洗う
香水
 アルコールを汚れた部分に垂らし、洗濯機で洗う
歯磨き粉
 熱湯で洗う
制汗剤
 エタノールをしみこませたあと、水ですすぐ
日焼け止めクリーム
 中性洗剤でこすり洗いし、よくすすぐ。そのあと洗濯機で洗う
ベビーオイル、ボディオイル
 石鹸を溶いたお湯で洗う

文具・生活用品

インク
 レモン汁を垂らしたあと、よくすすぐ
サインペン、マジック
 エタノールで丁寧に除去する
スタンプインク
 レモン汁(もしくはお酢)と食塩を混ぜ、食塩を完全に溶かす
 それを汚れた部分に乗せて10~15分しみ込ませたあと、よくすすぐ
テープ(水溶性)
 ぬるま湯で洗う
テープ(溶剤)
 除光液で除去する
ボールペン
 エタノール、もしくは90度のアルコールで落とす
ろうそくの蠟(ろう)
 まずこそげ落とせる部分は落とし、しつこくこびりついたものは、
 押し紙とキッチンペーパーに服を挟んでアイロンをかける
 (アイロンの先端部だけを押し当てること!)
修正液
 一度完全に乾燥させたあと、やわらかいブラシでとく。そのあとベンジンをつけて洗濯機で洗う
車の油
 汚れのある場所の生地の裏にバターを塗り、押し紙で押して汚れを移す
 残った汚れは、シミ取り剤を使用して洗濯する
靴クリーム
 汚れた部分にバター、もしくは食用油を擦りつけたあと、洗濯機で洗う

飲食物編に続きます
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雪対策に、靴を見直す

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日本列島で雪にあまり馴染みがない地域は、大雪が降るととたんに交通マヒ、渋滞、事故、・・・と
マイナスのニュースが飛び交いますね。

雪国スイスでは、国あげて雪対策がしっかりなされるので、大雪が降ってもパニックになることはまずありません。
一つ例をあげると、
夜中に大雪が降れば、早朝(だいたい3時~4時頃)に除雪車が出動し、(除雪作業は行政が行っています)
みんなが出勤する時間には道路はきれいになっています。
除雪した道はかなり滑りやすいので、さらに塩をまいて路面凍結を防いでくれます。
(ただ、塩をまいた道を走ると車が汚れやすいという欠点はあります。冬のスイスを走る車を見ていると、だいたい汚れてます[車(RV)])

でも日本では、高速道路や国道以外の道は、あまり除雪してくれないですよね・・
家の周りの道路も、自分たちで雪かきをしないといけないし[たらーっ(汗)]

大雪時の、個人でできる安全対策のアイデアを2つあげたいと思います[ひらめき]


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①防水加工された、歩きやすい靴を履く
大雪の日におしゃれなんて言ってられません。まずは自分の身を守ることが大事だと思います。
歩きやすいと言っても、スニーカーはおすすめできません。
中まで雪がしみ込んできて、靴下はべちょべちょになり、ひどいとしもやけになってしまいます。
除雪されてきれいな道路のスイスでも、道を歩く人たちの足元は「機能重視」している人がほとんどです。
自己防衛の大切さを感じさせられますね。

たとえば私は、積雪の日のお出かけにこんなブーツを履いています。
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GEOXのスノーブーツ。
外は防水加工、中はモコモコ仕様でとても暖かいです。
パンツをブーツインすれば、新雪をサクッと踏みしめても服を濡らすことはありません。

靴裏は滑りにくい加工がされてあります。
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・・・そして、普段はめったに使うことはありませんが、たとえば雪山を散歩しに行ったりするときには、
こんなものが役に立ちます。
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雪道滑り止め 靴底スパイク
これの便利なところは、たとえスノーブーツを持っていなくても、
ふつうの長靴やシューズにも取り付けられるところ!
スパイクがついているので、雪道の歩行が安定します。

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②雪かきをする前、そしてした後の道路に、塩をまく
新しい雪なら雪かきをしやすいので良いのですが、ガリガリに凍っている状態のときには、
まず塩をまいてから雪かきをするとスムーズです。
塩には雪を溶かしてくれる作用があり、また路面凍結防止効果もあるので、
雪かきをしたあとにもまいておくといいと思います。
でも道路全体にまくのは経済的ではありませんね。玄関先とか、家族が利用する場所だけでもいいと思います。

塩は、ふつうの家庭にある塩でもいいですが、
ホームセンターなどで融雪用の塩をおいてあるところもあるので、ぜひ試してみてください。


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靴底スパイク、いろんな種類があるようですが、たとえばこんなものは・・?



GEOXのスノーブーツなら・・・

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花粉症対策に、ヨーグルト

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日本気象協会によると、2014年のスギ花粉飛散開始は、早い地域で2月上旬とのこと!
今年の春に花粉症で苦しまないために、今から予防対策しておきたいですね。

私はいまでこそ花粉症の苦しみから脱しましたが、(幸いスイスで飛散する花粉には反応しない。)日本にいる間は長いこと花粉症に苦しめられました。
鼻をとり外して水道でガーッと洗ってしまいたい衝動に駆られるほどの鼻づまり、目がしょぼしょぼして開けるのが辛いわ、頭はぼーっとして集中力は続かないわ、肌はボロボロになるわで、ひきこもりたい条件がズラリと重なる春は本当に憂鬱でした。

私の場合はなぜか、幼い頃に花粉症の症状が最もひどく、花粉症にいいといわれるものは、それはもういろいろ試してきました。
試しすぎて、何が最も効果があったのか!?はいまでもはっきりしませんが、一時期ヨーグルトが花粉症に良い、という話題がブームになりましたよね。
私は当時からヨーグルトを食べる習慣があって年中食べているくらいなので、それが自然と予防効果になっていたのでしょうか・・・。 学生→社会人になるほど、症状が軽くなっていく傾向にありました。

ただ、花粉症にいいとは言っても、ヨーグルトならなんでもいいというわけではなさそうです。

特定の乳酸菌に効果あり?
ヨーグルトに含まれるいくつかの乳酸菌に、花粉症の症状を緩和させる効果が期待できるようです。
L-55乳酸菌、LGG乳酸菌、ビフィズス菌BB536などが含まれているヨーグルトを継続して摂取することで、腸内環境を整え免疫力を高め、花粉症の症状を抑制してくれるといわれています。


継続して摂取するのが決め手!
ヨーグルトは薬ではないので、即効性は期待できません。
花粉が飛び始めてから手を打つのでは効果がないので、今年の春を快適に過ごすために、今からヨーグルト生活はじめてみましょう!
ヨーグルトが好きでいつも食べている人は、この時期だけは乳酸菌に注目して選んでみては?





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海外のレストランでは、こんなことにもご注意を。

今日は、スイスのレストランのお話。

今では日本でも、イタリアンやフレンチなどの外国料理がいただけるレストランはたくさんあり、珍しくもなんともないのでこんなことで驚く人はあまりいないのかもしれませんが・・・
たとえば定食屋やカフェ、ファミレスなどで食事を注文すると、メイン料理、副菜などがすべて一つのお膳に乗って運ばれてきますよね。

しかし、スイスのレストランでは、サラダ、スープなどの前菜とメイン料理を注文すると、まず前菜だけが運ばれてきます。
たとえば、4人のグループで食事に行ったとしましょう。
4人のうち1人だけが前菜とメインを注文し、残りの3人がメイン料理のみを注文。すると、運ばれてくるのはまず前菜。 
メイン料理だけを注文した人たちは、1人が前菜を食べ終わるまで待っています。
食べ終わるとサービスの人がお皿を下げにきてくれ、しばらくして4人分のメイン料理が一度に運ばれてくるのです。

・・・これで私は何度か失敗しました。
数人でレストランに食事に行ったときのこと。
私はお腹がペコペコ。とにかくボリュームのあるものをガッツリ食べたかったので、メイン料理のみを注文。その時の私は誰かが前菜を注文することはまったく頭になかった。
そして、前菜が運ばれてきた瞬間、
『しまった・・・!orz...』
そういうときに限って、話が盛り上がり、前菜を食している人の箸がなかなか進まないものです。
前菜のお皿が下げられてからメインが運ばれてくるまでも間があるので、やっとメイン料理がきたときにはもう待ちくたびれてヘロヘロになっている、という感じです。

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【私のお気に入りのレストランにて。写真のお料理は、白身魚のクリームソースとライスの盛り合わせ】
この時は二人でつまめる前菜を注文したので待つストレスはなかった。


たいていのレストランでは、前菜、副菜、メインなどを個別に注文しますが、たまにレストランによっては、お昼のセットメニュー、また季節料理のセットメニューを打ち出しているところもあります。
これはたいてい、サラダかスープにメイン料理がセット、というパターンですが、この場合も、まず前菜だけが運ばれてきます。


お腹がペコペコの時は、とりあえず前菜も頼んでおくのが得策かも?

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