3月に入り、少しずつ暖かい日が増えてきました。
今年のスイスは暖冬だったため、例年に比べてとても過ごしやすくて嬉しいのですが、
気になるのは紫外線
ついついいいお天気に誘われて、10ヶ月になる息子を連れてお散歩に出かけるのですが、
大人よりも皮膚が薄くて外気の影響を受けやすい乳幼児は、
親が気を付けてケアをしてあげなければなりません。
スイスでは、白い肌は不健康に見えるからと好んで肌を焼く人が多いのですが、
乳幼児への紫外線対策は結構うるさいと思います。
昼前の時間帯に、息子をベビーカーに乗せて公園を歩いていると、
靴下を履いていない息子を見た60歳くらいのご婦人に、
『足が出ているわよ!外に出るときはちゃんと靴下履かせなきゃだめでしょう!』と
叱咤を受けたことがあります
乳幼児はとくに紫外線から守らないといけない理由
1歳までの乳児は、直射日光は絶対に避けなければなりません。
子どもの皮膚は大人よりも薄く、1歳頃までは自分で肌を守るシステムがまだ完成していません。
紫外線に対してほぼ無防備状態。
幼いころに浴びた紫外線は蓄積され、将来皮膚がんを引き起こすリスクが高まります。
・・・そうはいっても、子どもを1日中家の中に閉じ込めておくわけにはいきません
次に、外出時に気を付けたいことをまとめました。
外に出るときに気を付けること<~1歳まで>
1、できるだけ日蔭を選ぶ
2、長袖の服や帽子、靴下で肌を覆う※帽子はつばの大きいものがベスト
3、サングラスをかける(メガネ専門店で子供用のものが売っています)
4、日焼け止めは極力使用しない!
※日焼け止めクリームには肌への刺激となるものが含まれているので、おすすめしません。
山や海へ行くなどで、日焼け止めを使わないリスクの方が高い場合は、
赤ちゃん用の日焼け止めクリームとして販売されているもので、
紫外線吸収剤、合成界面活性剤、香料、着色料が使われていないもの、
最低でもSPF30のものを選ぶようにする。
塗る場所は、衣類で覆えない場所(顔や耳など)最小限にとどめる方がいい。
外に出るときに気を付けること<1歳以降>
1、紫外線のもっとも強い午前11時から午後15時まではできるだけ直射日光を避ける
2、首の後ろが隠れる帽子をかぶる、長袖、長ズボンを着用し、サングラスをかける
3、最低でもSPF30の日焼け止めクリームを使用し、
くちびる、鼻の頭も塗り忘れないように。また、水に濡れた場合は塗りなおす。
4、紫外線対策は大人にとっても大切なこと。上記のことを子どもだけに行うのではなく、
子どもの見本となるように自分たちも紫外線対策をしっかり行う。
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