子供(乳児・幼児)の病気について、お勉強会で学んできたことを
まとめています
症状ごとに記事を分けているので、関心のあるところからどうぞ!
・子どもの発熱 は
こちら
・子どもの鼻風邪 は
こちら
・子どもの下痢 は
こちら
・子どもの嘔吐
・子どもの歯ぐずり は
こちら
子どもの嘔吐
嘔吐が病気の兆候、という場合もありますが、(この記事ではそれについては触れません)
嘔吐のたいていの原因は、
胃腸炎によるものです。
悪いものを食べたとか、消化不良をおこしたとか。
この場合、数回吐いて悪いものを全部体の外に出してしまえば、落ち着いてきます。
特に思いあたることがないのに、急に1回だけ吐き、そのあとケロッとしている場合、
一過性のものでたいていは問題ないものですが、
念のため、その日は子どもの様子をいつもより注意深く観察しておきましょう。
■■対処法■■
・食事をやめ、こまめな水分補給に徹する
お水、番茶、炭酸飲料(コーラがおすすめ)、湯冷まし、ジュースなど、子どもが飲みたがるものなら
基本的になんでもあげて、脱水症状を起こさないように気をつけます。
※注意点は、水分をあげるときに、「一気にたくさん」ではなく、
「少量を頻繁に」あげることです。
一度にたくさん飲むと、敏感になっている胃腸をびっくりさせて、また吐き気をもよおします
・・・私は一度、息子が夜中のうちに4回嘔吐したとき、
脱水症状を心配して、母乳を満足するまで飲ませたら、
そのあとすぐに飲んだもの全部嘔吐させることになった経験があります・・><
子供が欲しがっても
、「少量を頻繁に!」を根気よく続けてください。
嘔吐を繰り返す方が脱水になる可能性が高いです。
・嘔吐する時は、頭を起こしてあげる
月齢の小さい赤ちゃんは寝たきりの状態がほとんどなので、あおむけの状態だと
窒息してしまう恐れがあります。
うつぶせにするか、頭をあげて、吐かせることが大切です
幼児の場合も、吐きやすい姿勢になるよう、手助けしてあげてください。
脱水症状の見分け方
嘔吐や下痢で、いちばん注意しないといけないのは、脱水症状です。
嘔吐と下痢が併発しているときは、特に危険です。
乳幼児の脱水は、命を失うこともあるので、脱水の症状がみられたら早急に診察を受けてください。
・大泉門(頭のてっぺんの、ぺこぺこしている部分。くぼみ。)がいつもよりへこんでいる。
赤ちゃんの頭のてっぺんにあるへこみは、健康のバロメーター。
元気なときのへこみ具合を知っておくと、異常に気が付きやすいです。
脱水の時は、普段よりへこみが深くなります。
・顔色が悪い
・手足が冷たい
・皮膚に弾力がない
赤ちゃんの肌はぷよぷよして弾力がありますが、
脱水がおこると、皮膚をつまんで離してもしばらく元に戻らなくなります。
⇒以上の症状以外でも、いつもと子どもの様子が違ったり、
また、嘔吐が止まらない場合は、小児科にかかりましょう!
嘔吐から回復してきた時の食事の進め方
・じゃがいものスープ、アップルピューレ、バナナをつぶしたものなど、
口当たりのよいものから少しずつあげる。
・お米せんべいやラスクなど、消化のよいものを自分で手づかみで食べさせる
(基本的に子どもが欲しがるものをあげてみる)
・牛乳、乳製品は、ある程度よくなってから再開する。
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